Alleva-Coppolo (アレバ・コッポロ) NRW-45105 のレビュー
- 2015.01.07 Wednesday
- 21:30

お名前:でれのすけ・でれたろう さん
ベース歴:実質7〜8年(ギター歴は20年)
使用ベース:サイボーグと化したフェルナンデスRJB-380
ジャンル:70's ロック全般 ソウル系
使用ベース弦: Alleva-Coppolo (アレバ・コッポロ) NRW-45105
弦を使用しての感想:
初めて聞いた名前でしたが、良い弦でした。
まず見た目は、濃い目のグリーンの飾り糸がきれいでカッコイイです。
自分は飾り糸なしが好きなんですが、これは良かったです。
弦に光沢がある感じですが、見た目のツヤから想像されるほど滑ることはなく、ちょうど良いです。
45〜105のゲージとしては、「ちょっと細い?」見た目に感じました。
テンションは、個人的には固くもなく柔らかくもなく、ちょうど良かったです。
店長さんは少し固めとおっしゃっていますが、多分、自分がもともと固めが好みなのはあるかも知れません。
音は中域に特徴があります。
ハイファイかローファイかと言われればローファイなビンテージサウンド、枯れた音寄りです。
ボトムをどっしり支えるような図太い音では決してないですが、表現が難しいのですが、「ポコン」「ブリン」と抜けてくる感じで、リチャードココやトマスティックほどスモーキーでもなく、SITほどタイトでもないです。
ゲイン高めの音作りでも、潰れず薄くならず、ブリンと抜けてきます。
全体的にバランスがよいですが、特に1・2弦のレスポンスは良いです。
かといって低域が薄いわけでもなく、4弦にはちゃんと「ゴン」としているのも聴こえ、とても不思議です。
粗くなく、暴れることもなく、右手の強弱のニュアンスを上手にキャッチしてくれますので、バンドアンサンブルの中での上げ下げは手元だけで充分コントロールできます。
手元のボリュームを下げて弾いても、前述の通り抜けてくれるので、こもりにくいです。
右手は間違いなく指弾きのほうが断然合うと思います。
ピック弾きは、多分旨みが出ないのではないでしょうか。
ビンテージサウンドが好みの方、ジャズベース、プレシジョンベースユーザーの方は、ぜひ一度使ってみられると良いと思います。
面白いですよ。
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